プロローグ



今年もソンクランに行こう。そう決めたのは1月でした。
去年も一緒に行ったヒロミちゃんに声をかけると「待ってましたー」とノリノリのご様子。
昨年の旅行代理店倒産事件の悪夢も生々しい昨今、今年のチケットは全日空から直接ゲット。
成田〜チェンマイ〜バンコク〜成田:73000円。かなり贅沢なチケットだけど仕方ない。

混み合う時期という事もあるので、ホテルもJHCからサクサク予約しました。
まだ1月だというのに、去年泊まった好立地の「スリウォン」は満室だってさ。
仕方なく、テレサ・テンが○○した「メイピン」を予約。

あとは出発を待つばかりのはずでした。が、

1月28日(バースディ・イヴ) スキーで
骨折  だいじょうぶだいじょうぶ。形あるものは壊れるんだから・・・(脂汗

2月上旬 ヒロミちゃんのお母さん入院。タイ行きは断念。  ヒロミちゃん、アナタの分まで闘って来るわ

2月下旬 マスミちゃんがタイ行き表明。  日頃のタイ教布教活動が功をなしたと実感した瞬間。

3月下旬 各国にてSARS蔓延。もうどうにも止まらない。

出発直前 マスミちゃん、家族に大反対されてタイ行き中止。 マスミちゃん、アナタの分までウイルス・・・(以下略

出発前日 実家の母から電話。「あんたホントに行くの?正気?」         ・・・行きますとも。ゼッタイ。



結局、今年はひとりで乗り込む事になりました。

 と  持って。

ちなみにこのN95規格のマスクは一個400円。通気孔のある、息苦しくないスグレ物です。
一箱(10個)で足りるかどうか不安を感じながらも、経済的事情により10個だけ購入しました。


     ○     ○     ○


さて、2度目のソンクランともなると、その装備にもこだわりが入って来ます。
これからソンクランに行きたいなぁーなんて思ってる、そんなアナタのために・・・ジャーン!!


【ゆうこ先生のソンクラン講座・準備編】
 
えらそうに・・・


●水鉄砲●
わずと知れた必需品。日頃からホームセンターやオモチャ屋をチェックして、より強力な、より使いやすいものを準備しておきましょう。
日頃から試し打ちをしておくのもいいでしょう。高性能な日本製の鉄砲を持っていれば、現地の子供達からヒーローとして崇められます。
仲良くなった子供には、是非プレゼントしてあげましょう。
もちろん、現地でも購入出来ます。50バーツ(150円)から400バーツ(1200円)ぐらいと、けっこう高いかも。


 
 
●バケツ● 

 いちいち水鉄砲に給水するのが面倒くさい人はバケツです。
 実際、街中の随所にあるドラム缶から水鉄砲に給水していると
 頭から水をぶっかけられます。
 
 バケツは街中のいたるところで5バーツ(約15円・小サイズ)位から
 手に入ります。体力に自信のある人、陣地を構えて闘いたい人には
 特大のポリ容器も売ってます。
 取っ手にビニールのひもを付けてくれるので、これをお堀に投げ込んで
 水を汲みます。お堀の水は汚いよ。間違って落ちないでね。





●アロハ●

会社には背広、盆踊りには浴衣、
ソンクランにはアロハです。
現地で100〜150バーツ程度で買えますが、ずっとずぶ濡れのまんまなので、色落ちは避けられません。
淡色のものを選ぶか、もし洗いざらしのアロハがあれば持参しましょう。
寒くなったらアロハを脱いで乾かしててもぜんぜんOKです。水着を着ておくのもお忘れなく。




 
●バッグ●

 ウエストポーチがベストです。
 ベルト部分に水鉄砲を引っ掛けられるし、逃げる時も踊る(!?)時も
 両手が自由になった方が便利です。

 中身はビニール袋を固く縛ってガードしておいて下さい。
 タイのセブン○レブンなんかの袋だと、穴が開いてる可能性が大きい
 ばかりか、ペラペラで耐久性が疑問です。
 日本製を持参しておいた方がいいかも。

 あと、カメラ持参の時は、くれぐれも防水対策は慎重にね。
 無防備にカメラを構える"ガイジン"は、格好のターゲットです。







●日本茶●

今回、活躍してくれたのは「緑茶」。タイに行ったら朝からビール・・・と考えがちですが、冷えた体には暖かい飲み物が必要
ホテルの部屋にあったインスタントコーヒーはめちゃくちゃまずかったし、コンビニで買ったネスカフェも、なんか味が違う・・・。
スタバの高いコーヒーを飲みながら「これ一杯でカオソーイが2杯食べれるのになぁー」なんて考えてるのも、切ないでしょ?
緑茶のティーバッグがあると嬉しいね。タイ人と仲良くなったら、変わりダネのお土産としてあげちゃうのもいいし。
冷たい水にもサッと溶ける粉末緑茶はさらに良し。ドリンキングウォーター(5〜6バーツ)のボトルに溶かせば、ハイ緑茶!
ちなみにタイのコンビニではペット緑茶(なぜか600ml)が25バーツぐらいで売ってます。





さて、これで準備は万端。いざチェンマイ!

水掛け祭りの始まり始まりぃ〜!



いざ、チェンマイに続きます。


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