いざ、ターペー門 ・1
4月のタイは「暑季」。来る日も来る日も焼けるような暑さです。
バンコクから北へ700キロの、ここチェンマイの日差しも、まるでオーブンに中に入ってるかのように強烈。
暑い暑い・・・とにかく暑い。水でもかぶってないとやってらんないよー。そんな思いが正月には爆発するんでしょうか?
いい感じの灼熱地獄になって来た昼下がり、ターペー門には続々と戦闘車が集まって来ていました。

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路上のドラム缶には氷水がスタンバイ。これを掛けられるとマジで辛いんです・・・。
ターペー門周辺には屋台がいっぱい。さすがに乾物(イカ)の屋台は防水対策ばっちりでした。
このイカ、さっとあぶってくれるんだけど、激ウマなの。酒持って来ーいって感じ。10〜20バーツぐらいです。

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片手に鉄砲、片手にバケツで武装したら、いよいよ参戦!次々と向けられる銃口・・・

ここでちっと一服。
【ゆうこ先生のソンクラーン講座:戦闘編】
●闘う気のなさそうな人を執拗に攻撃するのはやめましょう。
●ソンクラーンと聞いただけでイヤ気がさして、一切外出しない住民も多数いるようです。
●バイクの運転手を狙うのも避けましょう。タイでは3ケツ、4ケツも普通なので、かなり危ないです。
●赤ん坊を狙うのもダメダメ!
○ ○ ○
さてさて、水をぶっかけながら、ずぶ濡れになりながら、キャーキャー騒いで走り回ってると物凄くお腹が空きます。
もちろん日が高いうちから苦いので一杯、これっきゃないでしょ。

街のいたる所には激ウマな食べ物がいっぱい。
特にビールのお供にかかせないのがコレ。
ガイヤーン(ヤキトリ)です。
鳥肉を秘伝のたれ(塩+ハーブ?)に漬け込んで、炭火でこんがり焼いたやつに
スイートチリソースをたっぷり付けていただきます。
香ばしい匂いに誘われて、一軒の屋台でガイヤーンを買おうとすると
「今焼き始めた所だから20分待っててね。」
はーい。いくらでも待ちますとも。
近くのベンチに腰掛けて、水掛けの模様を見物しつつ、チャンを飲んでました。
「ニホンジンデスカ?」
肌の白いガイジンに声をかけられました。
「ワタシ、ニホン ノ ガッコウデ センセイ ヤッテマシタヨ。 センダイ ニ スンデマシタヨ。」
ガイジンさんは目の前の飲み屋の前を陣地にして闘ってるようでした。
よく見ると座ってたベンチは飲み屋の「テラス席」じゃんか。
ガイジンとあれこれ話をしてると、奥からみょーにテンションの高いママが出て来て
いきなり彼を羽交い絞めにしながら「サワディ〜〜〜カァ〜〜〜!」
相当酔っ払ってる模様です。目がやばかったもん。
なんかこの飲み屋、楽しそうだわ。
ここ、陣地に決定!
この「陣地」ですが、この後、ぶらっとやって来た日本人やら、タイ人のお姉さんやら、
きれいなお姉さんに吸い寄せられて来たファランのオジサマやらで、超満員となりました。
祭りのどさくさに紛れてお姉様を口説いてたオジサマ・・・カエレ(・∀・)!
交渉が成立してたのかどうかなんて知りません。知りたくもありません。
ちなみにこの店、飲み屋のくせに、日没とともに閉店していた模様。
まさに燃え尽きるまで闘ったママはお見事です。
翌日も当然のごとく、この店に直行した事は言うまでもありません。
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「酔っ払いママと愉快な仲間たち」のはじけっぷりの画像は いざ、ターペー門【2】 にて。見てちょ。
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