いざ、チェンマイ。


2003年4月12日、成田空港へドキドキしながら向かいました。
予想とはうらはらに、空港でのマスク着用者はちらほら。7〜8人にひとりって割合でしょうか?
以外におおらかなその空気にほっと一安心。

チェックインもセキュリティーチェックもスイスイと進み、もしかして飛行機もガラガラ?っと思ったら大間違い。
空席は2〜3席しか見当たらない程、ギッシリ超満員です。
全日空でチケットを取ったものの、当日中に乗り継いでチェンマイ入りしたかったので、午前中に成田発のNH5953便を利用。
タイ国際航空とのコードシェア便で、タイ航空の機材を使用・・・これがさぁ、狭いのなんのって。

タイ国際航空といえば、タイに行く際には最もメジャーな路線のはずなのに・・・飛行機の事はあんまり詳しくなんだけど、
エコノミーの客とはいえ、普通に座っただけで膝がつっかえる、こんな窮屈な思いをさせてよく平気でいられるもんだ。
しかもフライトアテンダントは正直言ってブサ○クってやつで、女のあたしから見ても鬱になりましたよ。
サービスは可もなく不可もなく・・・おとなしくビールの2〜3本でもひっかけて寝るのが良しって感じでした。

あー、バンコク乗り継ぎにして、一泊してでもNH(全日空)にすれば良かったぁ・・・ しかし後悔先に立たず。

NHの方が、明らかにシートピッチが広く、足掛付き、TVゲーム&ビデオ(10種類以上のタイトルの中から好きなのが見れる)付き。
おまけにアテンダントさんはキレイです。やっぱ日本のサービスは・・・おっと、これからタイに行くっつーのに何言ってんだアタシ・・・。


 
 窮屈なタイ航空の飛行機はドンムアンに到着、ここで3時間半の待ち時間の後、
 国内線でいよいよチェンマイです。
 ちょっと来ない間に、空港内のカフェやレストランはことごとく「禁煙」になってました。
 バンコクじゅうで、屋根のある室内での禁煙が徹底されたようです。
 喫煙者にはいよいよ肩身が狭くなって来ました。
 
国際線出発ロビー3Fの、ひたすら端っこ(カンタスが離発着するあたり)に一軒だけ、
 smokers cafeってのがありまして、そこでダラダラと時間をつぶしてました。
 店員の兄ちゃんに日本語教えたりしながら。







さていよいよチェンマイ。
チェンマイの空港での入国は初めてだったんですが、カウンターが5つぐらいしかないイミグレに、職員が3人だけ。
入国審査を受ける乗客は10人いるかいないか。もちろんスイスイと通過しました。チェンマイ国際空港、使えます。グレイト!
イミグレのおじちゃんに日本語で「ようこそチェンマイへ。」なんて言われるし。


今夜から5泊お世話になるのはインペリアルメイピンです。
チェンマイ名物・ナイトバザールまで徒歩4〜5分の好立地。
ソンクラン料金(日本でいう正月料金)も取らずに良心的です。
ツインのスタンダードルームが一泊3900円。
ツインをシングルユースになっちまったので3500円でしたが。
トホホホホ・・・

部屋が広いわけでもなく、建物が新しいわけでもないんだけど、
日本のプ○リンス系のホテルっぽくて落ち着きます。
スタッフもフレンドリーで、朝食ビュッフェも種類が盛りだくさん。
5日間、飽きることも無く、毎朝モリモリ食べてました。



ホテルにチェックインすると、もう夜の9時をまわってました。
いたるところで飲み食いして来たし、お腹は空いてなかったんだけど、一年間ずぅーっと食べたくて仕方なくて、でも我慢してた
カオソーイ(カレー味の麺類)とホーイットゥ(牡蠣入りお好み焼き)を求めて夜の屋台へ。
辛いもん、脂っこいもんを食べると喉が渇きます。またもやビア・チャンを2本、3本と・・・今日一日で一体何本飲んだんだべ?
そうそう、ビア・チャンは現地の露天やコンビニで25バーツ=約75円。
日本では一本100円もしない「発泡酒」を飲んでるのが普通な今日このごろ、タイのビールの安さはあんまり感じなくなりました。
が、氷を浮かべて溶かしながら飲む、あの濃いぃービールの旨さは値段の問題じゃないんですけどね。



     ○     ○     ○


翌日からはいよいよ新年。ソンクラーンです。
ホテルのエントランスには金の仏像とバケツと水が・・・。
そう、ソンクランの本来の意味を忘れちゃいかんのです。
人間に水をかける前に、ちゃんと仏像に水をかけましょう。
ついでに線香のひとつもあげましょう。ソンクランのお作法です。

午後には一足早くチェンマイ入りしている、メル友のKちゃんと合流予定だったので、まずは朝のうちにアロハを調達しておこうと街に出ました。

 

ホテルから出るとまず、ソンクラン仕様にドレスアップしたトゥクトゥクが目に付きました。
思い思いのペイントをしてあったり、花を飾ってあったり。






カメラを構えてトゥクトゥクの写真を撮ってたその時、
背後にイヤな予感・・・

予感は的中、一発目キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

「大和魂」のガイジンに頭から水ぶっかけられました。



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どうでもいいけどこのガイジン、朝からやけにテンション高かったのよね。
大和魂Tシャツに恥じない、見事な戦いっぷり。ゴミバケツ使って水ぶっかけてるしぃ。
掛けるのも、掛けられるのも、やけに楽しそう・・・。お見事。

 

なんとかアロハを調達、やっとホテルにたどり着く頃のあたしは、水もしたたるいい女。
ホテルのロビーをモップをかけながら追いかけてくれたベルボーイのお兄ちゃん、ありがとね。
チップの50バーツ紙幣、びちょ濡れでごめんね。

午後1時、ターペー門近くに泊まってるKちゃんはずぶ濡れで参上。すでにバケツを手にしていました。
初ソンクランとは思えない気合の入りようです。



味方も出来た。午後はいよいよ激戦地、ターペー門へ。

いざ、ターペー門【1】に続きます。見てちょ。


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