チェンマイでソンクラン その1

タイ歴の正月を祝うソンクランの模様です。
画像がちょっと重いです・・・スミマセンm(_ _)m

ボケた画像の理由は・・・
レンズに付いた水滴を拭う暇もなかったって事で・・・(^-^;


 

最前線へGOGOGO!


4月13日。バンコクに深夜到着。そして14日の午前中の便でチェンマイに飛んだ。
空港からタクシーに乗り、ホテルに向かうと、道端では早くも水鉄砲の「銃口」がタクシーを狙っていた。
運転手は意地悪して窓を開けようとする。
まだ濡れたくない・・・「マイマイマイマイ!」と、まだ使うのが恥ずかしいタイ語で抗議する。

チェンマイでのホテルは「スリウォン・ゼーニス」
ナイトバザールの中心、一階のテラスにはスタバ、向かいはマックという好立地。
これでツインルームが3300円とは格安だ。
部屋なんか期待していなかったが、高層階の眺めのいい部屋に通され、思わず「よっしゃぁ〜!」
部屋でまったりする間も惜しんで、早速水着に着替え、Tシャツ、短パンで街にくり出した。

ホテルを出ると、数歩も歩かないうちに水鉄砲を売る露店があったが、みんながどんな「武器」で
参戦しているのかもわからないので、購入はちょっと待つ事に。

さらに数歩歩くと・・・にっこり笑ったお嬢ちゃんから一発目の洗礼・・・。

            サワディーカァ♪

さらに前方ではファランがこっちを狙ってる・・・
もうだめだ。水鉄砲買わなくちゃ!
 
つかこの外人、一人で来てるのね・・・。


 早速露店で水鉄砲を購入。
 ←友人Hちゃんはタンク式150バーツ、 
 私はピストン式50バーツ也。
 道端に置かれたドラム缶から水を補充していると
 頭からバケツで水をかけられる。
 「最前線」のターペー門前に到着する前に、
 すでにずぶ濡れ・・・

 うぉ〜〜!燃えてきたぞぉ〜〜!

 手当たり次第に水をかけまくると、かけた分だけ
 「お返し」が来る。



 道路を行き交う車のほとんどは、ピックアップトラックに
 ドラム缶いっぱいの水と、水鉄砲を構えた「戦士」達を
 満載した「戦闘車」だった。

通行人同士でやり合っていると、背後から戦闘車からの攻撃が来る。
ターペー門が近付くにつれて、戦火は激しくなって行った。

 
ピックアップトラックの「戦闘車」                             ん?「指導者」も乗っているようだ。

ターペー門前。広場には無数の屋台が出店していた。
ステージが設けられている。コンサートでもやるんだろうか?

ターペー門の内側には、城壁で守られたたくさんの寺院が点在し、
城壁の周囲は豊に水をたたえたお堀で囲まれている。
従って、「武器」は無限大にある。




お堀の周囲は人・人・人・車・車・車・・・泳いでる奴もいるしぃ。汚いってば・・・。


ターペー門前では、タイ人数人と日本人の女の子2人が「基地」を作って攻撃していた。
「一緒にやろうよー」と、日本語で手招きされ、大喜びで参加。
ビールなんかもいただきながら、行き交う車に水を掛けまくった。

昼過ぎ。もうずぶ濡れで少し寒くなって来た。(ちなみにこの時期の最高気温は35度を超える。)
お腹も空いてきたので、しばし休戦。静かな城壁の中でごはんを食べる所を探す。

静かな城壁の中・・・

よく見ると、道の両側からは水鉄砲を構えたタイ人達が、こっちを見てニコニコしていた。
前方からは水鉄砲を持った警官。
腰にはビニール袋をぐるぐる巻きにした本物の拳銃・・・間違って打たないでね・・・。
背後にも気配を感じふり向くと、タイの少年5〜6人が狙っていた。

これって・・・袋のネズミ?もう逃げるしかない?
Hちゃんと顔を見合わすと、即座にダッシュ!逃げろ〜〜!


・・・遅かった。

袋のネズミ。
濡れネズミ。


何とか戦火を逃れ、安息の地を見つる。
ソムタム(青いパパイヤの激辛サラダ)屋台でビールを飲む。
ソムタムと言えばタイ北部が本場。さすがに旨い!
さらに北部に行くと、発酵した魚やエビが入り、日本人の好きな
「イカの塩辛」みたいな風味も加わるらしい。
ちなみにバンコクっ子には臭い・・・と、嫌われるとか。

一旦、ホテルに戻り、スタバのカフェラテでほっと一息。
体もやっと温まり、日が傾く頃には闘いは最高潮になって来た。
道路に面したテラスにも、戦闘車からの攻撃が飛んできた。
ここのスタバの店員ったら、「お冷や」もくれないくせに、
戦闘用のバケツの水を各テーブルに運んできてくれた。

まだ戦えって事ですか?


ハイ、応戦しましたよ。もっかいずぶ濡れ。


   ○   ○   ○


部屋でシャワーを浴びると、さすがに爆睡してしまった。
目覚めたら夜の10時。
貴重なチェンマイの夜、早く街に出なくっちゃ〜!

タイ舞踊の見れるオープンテラスで、カオソーイをいただく。
さすがに油っこく、そして辛い。ビールが進む進む・・・。


   ○   ○   ○

ナイトバザールの露店でアロハシャツを買った。
水掛けをしている人達は、なぜかみんなアロハを着ていた。
明日はうちらもアロハで参戦だぁ〜〜〜!!





実はこのアロハ、「水掛けて下さい」って看板ぶら下げて歩いてるようなもんだったんです。

さらに壮絶な第2日目に続きます。



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