なんてったってバンコク●

はじめてのビーマン・バングラデシュ航空でバンコクへ!

「タイ病」が発病した時に限ってゼニが無い。
病気の治療には、まず格安航空券の購入が必要になる。
昨年の9月、格安航空券で訪タイのはずだったんだけど、オーバーブッキングの為、
JAL振り替えられて未遂に終わった。
5万ちょいでJALに乗る、こんなラッキーは滅多にない事だったんだけどね〜♪

今回利用したビーマン・バングラデシュ航空(BG)は、成田発11:20、バンコク着15:25(現地時間)。
着いたその日から夜遊び可能、しかも激安という、バックパッカーさん達も御用達の人気路線。
が、使用機が「エアバス」・・・ボーイングにしか乗ったことがない私、ちょっと不安が募ったものの、
32000円の価格には飛びつかずにはいられなかった。

出発当日、はやる気持ちを押さえられず、フライトの3時間前に成田空港に到着する。
まずは出発案内を確認・・・ん?BGは30分遅れだってさ。

ホ〜ノ〜ル〜ル行きはぁ〜1時間遅れ〜♪なんて杏里の歌なんかを口ずさんでいると
30分遅れなんてまだましかぁ〜!?なんて寛大な気持ちになって来た。
大好きなバンコクに行くんだモンっ♪何でもOKさっ♪

すてきな旅の予感を感じながら、とりあえずチェックイン。

      「チェックインお願いしまぁ〜す♪」

お姉さん 「・・・本日、オバーブッキングになっておりまして・・・

      
またかぃ・・・あたしゃ2時間半前にチェックインしに来てるんやでぇ・・・

お姉さん 「ビジネスクラスのお席をご用意いたしますがよろしいでしょうか?」
       「あっ、そうですか」
  内心、小躍り♪ラッキ〜

利用するBG73便はバンコク経由Dhaka行き。
胸板の厚い、スーツの似合う、浅黒い肌のオジサマの隣りだったらシビレちゃうわぁ〜
なーんて想像を巡らしながら、出発まで、レストランで時間を潰す。

 
 とりあえず腹が減ったなぁー
 モーニングセットでも・・・

 ちょっと待てよ。
 ビジネスクラスといえば、食事は陶器のお皿
 ワインは飲み放題ってやつじゃん。
 こんな所で腹一杯にしたら損しちゃうじゃん。

 ここまで期待してるんだよ。タノムヨ・・・BG!



     

30分遅れのボーディングタイムに間に合うように搭乗口に行くと、なにやら人がごった返していた。
機内のトイレの修理のため、さらに遅れる模様・・・修理には40分かかった。

もう待つのも限界って頃に、やっと搭乗案内。
ゆったりとしたビジネスクラスのシートの腰を下ろすと、横にはダンディーな浅黒いオジサマ・・・
んなわけなかった。こってこてのバックパッカーらしき女の子。
話を聞くと、どうも彼女もオーバーブッキングでビジネスにまわされたらしい。
バンコク経由でベトナムまで旅行するという、そんな彼女とみょ〜に話が合って、飲みまくり
喋りまくりのあっという間の6時間のフライトだった。
もちろん機内食は陶器のお皿で出て来たよ〜♪
チキンカレーはむっちゃ美味かったし。さすがカレーの国の航空会社だね。
ワインもビールも呼べばすぐに出てきたし・・・ただひとつ難点は、ビールがぬるかった事・・・。
でも氷を浮かべて飲んだ「アサヒ・スーパードライ」は、なんとなくタイの味がした。

最初っからこんなゼイタクしていいの〜?なんて後ろめたさも、当然、感じた。
が、ぶったるんだ日頃の生活からチープな生活に、徐々に体を慣らすには都合がいい。
今夜のホテルは大奮発の、一泊5700円!
その後、5000円→3000円→2500円とランクを落として行く計画。
ふっふっふ、ホテル巡りも楽しみのひとつなんだも〜ん!

*****************

しかし帰国時、BGのエコノミークラスの座席には泣かされた。
いくらチープな生活に慣れた私にも辛かった。
腰掛けたとたん、前のシートに膝がつっかえた。
こりゃぁ〜、前のシートにリクライニングなんてされたらたまったもんじゃない。
肘掛けの使用権は左右どっちの人にあるの?なんて疑問以前の問題、肘掛けを使ってなくても
隣りの西洋人の男性と腕と腕とが触れ合った。
毛むくじゃらのその腕は・・・かなり不快だった・・・(--;

以前、BGを利用した事のある人からこんなアドバイスをいただいていた。
「乗ったらまず、ブランケットの確保をすべし」

ありがたいアドバイスだった。
忠実にブランケットを確保した私は、容赦ない冷房攻撃から身を守る。
そんな事を知らないお隣の「毛むくじゃら君」は、スッチーに「ブランケット!」と要求するものの、
「もう無い」と冷たく言い放たれる羽目となっていた。

バンコク発深夜1時(!)、成田着8:55のこの便は、当然の事ながら、みんな、寝る。
いくら狭い空間とはいえ、BGの機体の揺れは心地よい夢の世界へと誘ってくれた・・・

が、早朝5時、バタ〜ン、バタ〜ンというノイズで目が覚める。
こんな早朝に何だぁ〜!?
スッチーが朝食を配っていた。
爆睡中の乗客のテーブルはスッチーが自ら下ろしていた(!)
普通、食事前には飲み物とかおしぼりとか、そんなのがあってもいいべ〜?
コーヒーのサービスは忘れた頃にやって来た。
機内食の味は・・・そんな時間に食べれませ〜ん!!
考えてみれば日本時間の7時だったんだよね。
だからってさぁ・・・

飛行機のサービスについては、もう忘れよう。
飛んだだけ「まし」って事で・・・


飛行機の次は「ホテル」だよ。
中級からエコノミーまで、4つのホテルを泊まり歩いちゃった(^-^)v
さてその実態は・・・


「バンコク・ホテルドキュメント」も見てみるぅ〜?


飛行機ホテルカンチャナブリー市場1 アユタヤ

ゆうこちゃんねるTOP旅行記TOP