とりあえず、バンコク。



バンコク行きのチケットを手にしていると、みょーに落ち着きます。
仕事がちょ〜忙しくてイライライライラしてた9月、成田〜バンコク・29800円(ノース・ウエスト航空)という、爆安チケットをGET!!
しか〜し、請求書を見てビックリ。
「燃油サーチャージとして7040円加算します。」ざけんじゃねぇよ!!

「7040円。これ位、ケチればすぐ浮くわよ。」
本末転倒のような気がしなくもないんですが、今思い起こせば、みょ〜にケチケチ旅行だったような気がします。



午後11時45分にドンムアンに到着予定のNW機は、見事に遅れてくれました。
バンコクへのいつもの足「エアポートバス」はもう終わってます。
うかつにタクシーに乗ると生きて帰れない事も起こりうる昨今、24時間運行の「赤バス」(ローカルバス)に乗り込みました。
空港前の道路で、地べたに座って待つ事45分・・・59番の赤バスが到着。これに乗ればカオサン直行です。
昼間だったら1時間半はかかる道のりですが、深夜の赤バスは超高速!!
何度も椅子からずり落ちそうになりながら、何と45分でカオサンに到着。

とりあえず今夜はドミでも何でもいいや・・・と思いながら、何軒かゲストハウスを当たるものの、不運にも満室ばっか。
「ここだけは入ってはいかん。」そう思っていた「日本人宿」に行ってみる。
「ドミなら泊まれるよー」(英語)・・・この時は神の声に聞こえました。

やっぱ、初日の宿ぐらいは押さえておくべきだったのか・・・カオサンの日本人宿の空気は、正直、好きくない。
大好きなタイに来て、浮き浮きしてるあたしは、ホントに浮いてるようにさえ思えました。
夜中の2時半に日本人が7〜8人集まって、トランプをしてました。
フロントでは、タイ人の兄ちゃんと、日本人のお客がテレビゲームで対戦中。

とりあえず寝よう・・・と、2段ベッドの上の段に登ろうとするものの、下の段のお客の荷物が、床にフリマ状態に広がっていて、
つま先立ち歩行・・・汚ったねーのっ!!(怒 若い姉ちゃんが、こんな所でホームレスみたく「暮らして」いるわけか。アーメン。

夜が明けたら、まともなゲストハウスに移ろう。
そう心に決めて、効き過ぎのエアコンに震えながら眠りにつきました。

翌朝・・・っていっても、昼近くまで爆睡して目覚めると、宿の「住人」たちも、眠たそうな目でそこらをウロウロ。
何してんのよあんたたち!と一喝したい衝動にかられるものの・・・あたしも同じかw
こんな所は一刻も早く脱出しないと、こっちまでおかしくなっちゃいそう。
宿を出ると、近くの旅行代理店で南行きの列車の切符を手配して、とりあえず今夜の宿探し。


         ○          ○          ○


カオサンのメイン通りから少し離れた「お寺の裏エリア」(通称)は、新しくてキレイな、ちょっとお高めのゲストハウスが並んでいます。
今夜の寝床は、入り口のオシャレなオープンカフェが目を引いた「マンゴー・ラグーン・プレイス」(30 Soi RAMBUTTRI Phra Athit Road)
に決定!一泊700B(スタンダードツイン)エアコン・ホットシャワー付。カオサンからは、まさにお寺の真裏になります。

  
室内は清潔そのもの!洗面所のちょっとした小物が嬉しいかも。

 
窓からの眺めもなかなか。但し、エレベーターがないので5階は辛かった・・・。階段の途中のちょっとした飾りが嬉しい。

オシャレなオープンカフェでは、夜中2時過ぎまでファランが大騒ぎしてました。
カオサンの騒々しさは、ここらへんまで来ても変わりません!(怒)つーか、地面にビニールシートを敷き、まるでお花見状態で飲み続けてる
ファランの皆様ときたら、カオサンのメイン通りで大騒ぎしてる連中より、たち悪いかも。
ろれつの回らなくなった英会話。英語がダメダメのあたしにもそれ位は分かりますよw
お願いだからシンハの瓶でラッパ飲みしながら千鳥足で歩かないでちょうだい。怖いよぉ・・・



         ○          ○          ○


ついでだから、他にもゲストハウスのレポートでも。
翌日の宿は「ランプトリー・ヴィレッジ・イン」一泊500B(ダブル)・エアコン・ホットシャワー付。ファラン率100%!
カオサン通りの一本脇「ランプトリー通り」の先、アユタヤ銀行を通り過ぎてセブン・イレブンの手前、フロントがピカピカのゲストハウスです。

 
ホテルに入る路地の入り口の看板。                   なかなか綺麗な建物です。

 
部屋はシンプル(過ぎw) 2階は楽ちんだわぁ〜。       やけに大きなゲストハウス。ちなみにプール付き。


         ○          ○          ○


こちらはサイアム。国立競技場前のゲストハウス。
「ソイ・カセムソン1」を入って、一軒目「ムアンポン」(Muangphol Mansion)TEL02-2153056
一泊650B(ダブル)エアコン・ホットシャワー・エレベーター付。
一階には24時間営業のレストランとネットカフェがあります。フロントの太ったお姉ちゃんが怖わ〜。

 
部屋は申し分なし!!冷蔵庫もあるぅ〜!!バスタブもあるぅ〜!!

  窓を開ければぁ〜「壁」。さすがに眺望は最悪。


         ○          ○          ○


「ソイ・カセムソン1」を入って、右手に屋台を見ながら2分ほど歩いた右手「エーワン・イン」(A-One Inn)TEL02-2153029
一泊500B(ツイン)エアコン・ホットシャワー付。一階にネットカフェ&レストラン(つーか「食堂」)がありますが・・・
レストランは営業してるんだか、してないんだか・・・。ここには「暮らしてる」感じの人もちらほら。
通りの向かいの建物が工事中で、早朝から深夜までやかましかった(けど、あたしには関係ないんですが)

 
最上階(5階)の角部屋〜♪は嬉しいんだけど、登るのかったるいし・・・。このカーテンのセンスって・・・。

  シャワー&トイレ狭ぁ〜!!!



ケチだなぁ・・・あたし。同じ通りでせっかくいい宿見つけても、もっと安い所を見つけると、サッサと移っちゃうしw
でも安宿開拓って面白いんだなぁ〜。

さぁ〜て、まるっきり1ページ、ゲストハウスレポートに使っちゃった所で、旅行記でも書くとしますか。。。

続く。

2005.12


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