さようなら。

クルンテープマハナコーンアモーンラッタナコーシン・
マヒンタラアユッタヤー・マハーディロッカポップ・ノッパラッタナラーチャタニーブリーロム・
ウドンラーチャニウエットマハーサターン・アモーンラピーンアワターンサティット・
サッカタットティヤウィサヌカムプラシット!!

(注)ヘンなおまじないじゃありません。
「バンコック」の正式名称だそうす。


幸せな時間って、足早に過ぎて行くのね・・・。
出発の朝、ドン・ムアン空港の出発ロビー奥のタイ飯屋さんから漂ういい匂いに誘われて
2度目の朝食。この「フードセンター」は、フライトアテンダントのお姉さん方でいっぱい!!
 タイ航空の制服をしゃきっと着たお姉さんの真似をして、太麺のタイヌードルにトッピングをして
最後のタイフードを堪能しました。
ちなみにパイロットのお兄さんは、ごはんの上に目玉焼きという、質素な食事・・・(笑)

かなり甘口のスープに、唐辛子で「タイ味」!


名残惜しいから、空港の「タイの空気」をめいっぱい吸っておこう。
ちょっとだけお別れだね。
またすぐ来るよ〜!

これから6時間のフライトと、フライトより長い、横浜〜青森の長距離バス(10時間!)が待ってるけど、
おいしいヌードルを食べたから、気分はサバ〜イ ディ〜!!


この旅の途中、観光でいらしてる日本人の方とお話する機会があった。
彼は「貧しい国を見て歩き、自国の豊かさを再認識しなさい。」と言った。

たとえ心に思っていても、口には出して欲しくない言葉だった。

人生の大先輩、今の日本を築き上げて来た方に対してだったけど、反論したのは言うまでもない。

そんな私に彼は「人の話を聞きなさい」「貴方はわかっていない」

私の言いたい事は、彼には伝わらなかった。

老若男女、それぞれが様々な思いでタイを訪れ、様々な楽しみ方をしている、
それを非難する権利は誰にもないけど、少なくとも「貧しい国」と豪語する人は
スクンビットのマッサージ屋さんで、脳みそを柔らかくしてもらった方がいい。
何度も何度も大金をバラまきに来て、経済発展に尽力してくれればいい。
分刻みで動くニッポンが、どの角度から見ても「富める国」なのか、一瞬でもいいから考えてくれれば。


タイは「微笑みの国」とよく言われます。
微笑みの裏には「金持ちツーリスト」達に対するドロドロとした感情が隠されてるかも知れません。
それでも私は「チャオプラヤー川」のように、ゆっくりと時間が流れるこの国が大好きです。

ニッポンも大好きです。
鈴なりのリンゴ畑の間を、黄金色の稲穂の間を抜ける時、「豊かだなぁー」と思わずにはいられません。

さてさて、財布の中身も豊にしなくちゃ。
象さんが、ナンプラーが、私を呼んでいるぅぅぅ〜!


長い旅行記、読んでくれてありがとう!
本当におしまい。ちゃん。




おまけ:南の国のお花畑




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