8月21日 イカ |
---|
連日イカイカイカイカ・・・と、イカの話ばっかでスミマセン。ホムペがイカ臭いって?
イカガワシイ方向には走らないように日々努力してますので、許してちょんまげ。
今日あたり、そろそろとし子さんの塩辛が出来上がった頃かと思い、三厩に向けて車を走らせたわけ。
が、ちょっと待て・・・とし子さんの焼きイカ+生ビールの旨さを知ってしまった以上、
塩辛だけを買って帰ってくる強い意志が今のアタシにはあるんだろうか?
ない。(きっぱり)
三厩はまた今度、運転手がいる時に行こう。そうしよう。
でもやっぱりイカは食べたい。そうだ小泊に行こう!
鰺ヶ沢と三厩の焼きイカの味の記憶がまだ新しいうちに小泊のイカも食べておくべきだ。
これでアタシもイカを語れる。すごいぞ!
小泊漁港は五所川原から小一時間、津軽半島の日本海側、三厩村の裏手にあたります。
肝心のイカはかなり小ぶり。噛めば噛むほど味が出る、まさに酒飲み向きっていうんですか?
塩辛も買ってきましたよ。酒も進めばメジも進む。太ります。間違いなく。
【イカの大きさ】
三厩 >> 鰺ヶ沢 > 小泊
【イカの厚さ】
三厩 > 鰺ヶ沢 = 小泊
あれだけ走り回って得た結論がこれかよ・・・まだイカを語るには早そうです(^▽^ゞ
ついでに近くのスーパーを散策していたらこんなもんを発見しました。
ウニイクラ丼398円。青森価格だわ。しかもウマーv
8月20日 とし子さん |
---|
無性に牛タンが食べたかったので大騒ぎしていたところ、歩く「るるぶ青森」ぷり天氏と、
歩く「ブルーガイド青森」もり氏のエスコートの元、青森市の「太助」で牛タンを食おうツアーが
実現しました。うまかったー!うし負けたー!!
と、ここまでで日記を終わらせようとしたんですが、せっかくフリーズ覚悟でビルダーを
立ち上げたのでとし子さんについて書いておこうと思います。
ウマーな牛タンをお腹いっぱい食べて、腹ごなしにドライブがてら、津軽半島をトコトコと北上、
竜飛の少し手前に三厩村(みんまやむら)という所があります。
イカ釣り漁船がだぁーっと並ぶ、コテコテの漁港です。イカ臭いです。
そんな港の至る所にはためくのは「焼きイカ」ののぼり。そこらじゅうに洗濯ロープが張られ、
イカが干してありました。
そんな中で、「歩くるるぶ青森」ぷり天氏が足を止めたのは「やきいか・とし子の店」
三厩村の焼きイカ店は、西海岸の「焼きイカ銀座」の強力な客引きが別世界の出来事のように思える位、
控え目です。つか、「やる気」が感じられません・・・。
「とし子の店」の前に干されたイカを品定めするぷり天氏、しかし中ではやる気のなさそうなオバチャンが
菓子パンをかじっていました。
どうやらここの生干しイカはぷり天氏のお眼鏡にかなったようです。
スタスタと店の中に侵入して行くと、とし子さんの「いらっしゃ〜〜〜い」けだるそうなお声がしました。
「焼きイカ2枚ねー」
コンロに火を入れるとし子さん。Tシャツにエプロン、モンペのようなズボンの下は何故か足袋と草履。
何かやらかしてくれそうなオバチャンを観察しながら、イカの焼けるいい匂いによだれを流していました。
三厩のイカは、鰺ヶ沢のイカと比べて肉厚でおっきいんです。
焼き上がったイカは塩っ気が多めで、ウマ〜〜〜ウマ〜〜〜ウマ〜〜〜!!
3人がかりで2つの焼きイカをやっとの思いで食べてたんですが、何しろデカイ。
あともう少し・・・って所で3人とも箸が止まってしまいました。
そこへ「飲むか?」とし子さん。
「あんただけだよ」と、おもむろに生ビールをグラスに注ぐと、私の前に・・・。
とし子さん・・・何ていい人なんだ〜〜〜(ノ_・。)感涙
こうなったらもう水を得た魚、ビールを得たゆうこちゃん。サクサクッと残りのイカをたいらげる。
一方でとし子さんは、ジョッキに生ビールを注ぐと、ぐいぐいっと飲み干しながら、
くわえタバコで次のお客のイカを焼きにかかっていました。
他人とは思えないとし子さんに熱い視線を送ると、生ビールがもう一杯出て来ました。あたし有頂天。
幸せのおすそ分けをしようと、もり氏にビールをすすめるが、ここ2日で36本のビールを空けたという彼は
休肝日という事で、おすそ分けを辞退。内心ほっとする私・・・(笑)
ドライバー・ぷり氏、見せつけちゃってゴメンネ〜☆
とし子さんはイカ焼きが終わると、塩辛の仕込みにかかっていました。
彼女の傍らには、日本酒のマイボトル(一升瓶)を抱え込み、とし子さんの焼きイカに舌づつみを打つおじいちゃん。
いいなー、こんな商売・・・。
とし子さんの塩辛が出来上がるのは2〜3日後らしい。絶対買いに行っちゃおーっと(*^ー゜)v
嫁さんはいらないけど、子供が欲しいというぷり天氏から「腹貸してー」のラブコールに、少し照れてたとし子さん、
惚れたわー。ちなみに彼女は還暦前後だと思われます。
○ ○ ○
三厩から五所川原へ帰る道中、なにげに立ち寄ったスーパーで、こんな物見つけました。
干しバナナって一体・・・
この未知の物体、食わずに死ねるかぁ〜〜〜って事で、即購入!
袋を開けると・・・プ〜〜〜ンと発酵臭。
まさに仏壇に上げたまま長期間放置して、まっ黒になったバナナのニオイです。
ニオイだけでたじろぐわけには行きません。
食ってみました。
・・・・
み、水・・・
やっぱり君か。
やってくれるわ。
チャレンジャーだったのねアナタ・・・。