ねぶた・ねぷた・立佞武多   

お祭り女の熱い(?)夏

8月4日から7日まで、猛暑の東京からひろみちゃんが遊びに来てくれました。
ひろみちゃんとはこの4月、タイで一緒に水をかぶった仲・・・そう、お祭り女です。
祭り女2人が集まっちゃったら「ねぶた巡り」、これっきゃないでしょ〜〜〜って事で、
弘前、青森、五所川原のねぶたと、ついでに4日間で1000キロ走破した青森巡りの旅日記です。

8月4日 【下北半島・大間崎〜恐山】


涼しいです。今年は異常気象でしょうか?
全国の猛暑のニュースを聞いても、別世界の話のような気がします。

東京からひろみちゃんが来てます。
こんな機会でもないと、遠過ぎて行く気がしなかった下北半島を散策して来ました。

下北はとにかくでかい!!

五所川原から本州の最北端「大間崎」を目指しひた走る事4時間。
最北端の食堂で、大間のマグロを食って来ました。2切れ。(笑)

*クリックで拡大します*
 
本州最北端の水道の蛇口【大間崎】   


恐山にも行きました。恐山といえば、比叡山、高野山と並ぶ日本三大霊場のひとつ。
そこには期待通りの「異空間」がありました。
鼻を突く硫黄の匂いがみょーに心地良かった。
カラカラと回る風車の音がいつまでも耳を離れません。

*クリックで拡大します*
 
恐山・山門                      なぜか風車がいっぱい
 
賽の河原付近の地蔵                極楽浜

下北を一日で回るのは無謀です。まだまだ行きたい所はいっぱいあったんだけどな・・・。
この日の走行距離400`。


8月5日 【八甲田〜奥入瀬〜十和田〜弘前ねぷた】

朝からどんより曇ってました。じめじめ。こんな日には涼を求めて八甲田しかないでしょ。

夏の八甲田に登ったのは初めてです。
ロープウェイの切符を売ってる窓口で、危うく「片道乗車券」を買うところでした。
ひろみちゃんに「歩いて降りる気?」って指摘されてハッとしました。
いつもスキーで降りて来るんだもんね。往復切符なんて買うの初めてだったのよ。

 


 夏の八甲田は緑が眩しい樹木の海です。
 見ていて吸い込まれそうでした。
 真冬にはグレイトな樹氷に化ける
 「アオモリトドマツ」のすっ裸な姿も初めて
 見ちゃったんですが、あれってカラフルな色
 してるのね。ちょっとキモイの。







 涼しい山頂も、ちょっと散策してると汗が出て来ました。
 山頂レストランでビール&ジンギスカン。
 山で飲むビールって、どうしてあんなにウマーなのかね?
 普段は全く口にしないラム肉も、めっちゃウマーでした。






*クリックで拡大します*曇ってて暗かったから映りが悪いんですが・・・
  

その後は観光の基本、奥入瀬渓流、十和田湖の乙女の像なんかをまわり、
突然の豪雨の中、ハイドロプレーニング現象を起こしそうになりながら弘前へ。
今夜のねぷたはお休みかぁ?と思わせるような天気でしたが、午後7時には
雨もスッキリ上がり、夜空に浮かぶ幻想的な扇ねぷた、組ねぷたの数々を堪能出来ました。
しかし三脚を忘れて写真が・・・写真が・・・拡大写真はナシです。スミマセン・・・

 

知人の引っ張るねぷたを発見して、引っ張り部隊に乱入したものの、車輪に足を惹かれて
痛たたたたーなんて事は誰にもナイショ。朝になって腫れ上がっててビックリ・・・



やっぱ弘前ねぷたはイイわ。
あの繊細なねぷた絵、後ろ姿で物を言う見送り絵は芸術だってば。
そして何より、弘前のおねぃちゃんはカワイイ!!
浴衣の着こなしもステキでした。


8月6日 【中里〜十三湖〜青森ねぶた】


腹が減っては戦は出来ぬ。
青森ねぶた出陣の前に、今が旬のシジミでも食べようと十三湖へ。
途中、中里特産のみずみずしいブルーベーリーなんかを買って食いながらのドライブです。
十三湖の中に浮かぶ「中の島」のレストランでランチ。
本当は教えたくないんだけど、ここのシジミラーメンは○○山よりも●●●亭よりも
ぜんぜんウマーだと、個人的には思っているわけでして。
でもラーメンじゃ腹が持たないので、ちょっと奮発して「おまかせ定食」1600円
巨大なシジミ汁、お刺身、魚のあんかけ、小鉢が数品付いてます。超オススメー!
誰にも教えちゃだめだよ。

腹一杯な所に十三湖高原の特濃ソフトクリームでトドメを刺しながら青森に向かいました。

この日は夜ねぶたの最終日。すごい人出です。
某企業名入りの浴衣のため、某企業のねぶたの列に入ってみたんですが・・・
混み混みぐちゃぐちゃのおしくらまんじゅうで跳ねれやしないの!!
そこらじゅうから汗が飛び散って来て熱気ムンムン。
若けぇーモンの熱気に耐えきれず、列から外れてビール休憩・・・

しばらく様子を見ていると、みょ〜に外人が多いねぶたを発見。
青森県庁のねぶたでした。ここのハネトはキレイに跳ねてます。
跳ねるより何より、外人目当てで列に乱入・・・
最後まで楽しくハネさせていただきました(^-^)v

後で聞いた話ですが・・・
「某企業」のねぶたは最も激しい所だったらしいんです。
さすが運送業。体の出来が違いますね・・・(^-^;



8月7日 【鰺ヶ沢〜深浦〜五所川原立佞武多】


ねぶたから一夜明け、体が鉛でした。
朝からバケツをひっくり返したような雨。
五能線の「風鈴列車」も乗りたかったんですが、豪雨で一部運休していたみたいです。
じゃ、代わりに津軽鉄道の「ストーブ列車」に乗ろう!なんて夢にも思いませんでしたよ。
このクソ暑い中、ストーブを焚いて、車内の温度は43度まで上がったようです。げーっ。


ウチでダラダラしてると、ひろみちゃんが朝からビールを空け出しそうな勢いだったので、
晴れる事を祈りながら深浦方面へ。

 

白神山地がよぉ〜〜〜く見渡せるという●●●農場に到着する頃には、なななんと空からは
お日様が覗いて来ました。 さすが晴れ女が2名いるといい事あるな。
キレイな景色と美味しい空気を堪能して、鰺ヶ沢の焼きイカをほおばりながら、五所川原の
立佞武多(たちねぷた)見物に向かいました。

    ***ビュースポット及び焼きイカ情報提供:もりちゃん アリガトで〜〜〜す☆


*クリックで拡大します*
 
立佞武多はやっぱでかい。とてつもなくでかい。

 
至近距離で見ててもわけわかりません。        望遠で撮って、初めてお顔を拝見しました。

五所川原は独特のノリで好きです。

ヤッテマレ! ヤッテマレ! (殺ってしまえ 殺ってしまえ)

このかけ声、最高!!


友達と巡った3つのねぷたと、1000キロの青森観光は、立佞武多で締めくくりました。
五所川原発、21時のバスで東京へと帰る友達を見送りながら、肩を振るわす私・・・





ヒャッ・・・





ヒャッ・・・





ヒャッ・・・








目覚めたら36度の灼熱地獄なのね。ヒャッヒャッヒャッヒャッヒャ




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